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【女子W杯】林穂之香 途中出場から意地のW杯初ゴール「誇りに思う」

[ 2023年8月12日 05:28 ]

女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会決勝トーナメント準々決勝   日本1―2スウェーデン ( 2023年8月11日    イーデン・パーク )

<日本・スウェーデン>後半42分、こぼれ球をゴールに叩き込んだ林(AP)
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 後半35分から出場したMF林が、意地の一撃を叩き込んだ。0―2で迎えた42分、ペナルティーエリア内でこぼれ球に反応。「詰めるところは得点パターンとしてあると思っていた」。誰よりも早くボールに向かって走り、ゴール左に決めた。

 後半から投入された選手たちで堅守を破った。開始から左ウイングバックに入ったMF遠藤が左サイドでパスを受け、MF清家につなげ、ペナルティーエリア内からシュート。これを相手DFがはじき、林のW杯初ゴールにつなげた。

 MF長野とダブルボランチを組んで18年U―20W杯で優勝。「ボランチではがせて、前にボールを運べたら大きい」。所属するウェストハムではリスクを冒してでもスピード感を持って前へとプレーすることを求められレベルアップを図ってきた。

 東京五輪に続いて出場した大舞台で、一矢報いた。「ここに立てて誇りに思う。次は優勝を実現できる力をつけて帰ってきたい」。W杯初得点を自信に変え、敗戦を糧に進んでいく。

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