【女子W杯】ついに“新時代”4強出そろう!イングランド　コロンビアに逆転勝利で3大会連続の準決勝進出

＜女子W杯準々決勝　イングランド・コロンビア＞後半、逆転ゴールを決めたＦＷルッソ（23番）を祝福するイングランド代表イレブン（AP）
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　サッカーの女子ワールドカップ（W杯）オーストラリア・ニュージーランド大会は12日、準々決勝残り2試合が行われ、欧州王者で世界ランク4位のイングランドが同25位コロンビアに2―1で勝利。3大会連続の準決勝進出を決め、悲願の初優勝へ前進した。

　試合は前半44分、MFサントス（Aマドリード）に自陣左サイドからGKアープス（マンチェスターU）の意表をつくループぎみのシュートを決められ失点。先制点を許したが前半終了間際にFWヘンプが今大会初ゴールとなる貴重な同点弾。相手GKがファンブルしたボールを押し込む“幸運な一撃”で試合の流れを呼び込んだ。

　すると後半18分、FWルッソ（アーセナル）が値千金の逆転ゴール。2トップそろい踏みの活躍で2―1と快勝。不気味な“ダークホース”を退け、3大会連続の準決勝進出。16日の準決勝ではフランスをPK戦の末に撃破した開催国オーストラリアとの対戦が決まった。

　この結果、準決勝進出4カ国が確定。準決勝はスペイン―スウェーデン、オーストラリア―イングランドとなり、どの国が優勝しても初優勝。さらに決勝経験があるのはスウェーデンのみと“新時代”到来を感じさせる大会となった。