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トップ10白星発進は2カ国のみ 波乱続出のW杯、16試合中6試合で“下克上”

[ 2018年6月20日 13:26 ]

<コロンビア・日本>勝利を喜ぶ香川(中)ら日本代表イレブン(撮影 ・西海健太郎)
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 14日に開幕したW杯ロシア大会は、19日までに各国が1次リーグ初戦を終えた。FIFAランク61位の日本は同16位の格上、コロンビアに2―1で勝利。数的優位を生かして“サランスクの奇跡”を起こし、W杯で南米勢から初勝利を挙げた。一方、FIFAランクトップ10のうち、白星スタートを切ったのは3位ベルギーと7位フランスのみ。1位ドイツが敗れ、南米の強豪ブラジルとアルゼンチンはそれぞれ引き分ける波乱のスタートとなった。

 FIFAランク(6月7日発表)で見ると、1次リーグ初戦で下位チームが上位を倒した“下克上”は16試合で以下の6試合。なかでもH組は日本がランク45差、セネガルが19差をはね返して白星を挙げており、大会前の低評価を覆した形だ。

ロシア(70位)5―0サウジアラビア(67位)

デンマーク(12位)1―0ペルー(11位)

セルビア(34位)1―0コスタリカ(23位)

メキシコ(15位)1―0ドイツ(1位)

日本(61位)2―1コロンビア(16位)

セネガル(27位)2―1ポーランド(8位)

 また、FIFAランクトップ10のうち、初戦を順当に勝利したのはベルギーとフランスのみ。前回大会優勝のドイツはメキシコに0―1で敗れて9大会ぶりの初戦黒星を喫し、優勝候補のブラジルはスイスと1―1で引き分けて78年大会以来40年ぶりに初戦白星を逃した。タレント揃いのアルゼンチンは初出場アイスランドと1―1のドローに終わっており、番狂わせの多い幕開けとなっている。

1位  ドイツ    ●

2位  ブラジル   △

3位  ベルギー   〇

4位  ポルトガル  △

5位  アルゼンチン △

6位  スイス    △

7位  フランス   〇

8位  ポーランド  ●

9位  チリ     予選敗退

10位 スペイン   △

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2018年6月20日のニュース