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シャペコエンセ サポからロナウジーニョ待望論、SNSでキャンペーン

[ 2016年12月1日 21:33 ]

今年4月、リオ五輪1次リーグ組み合わせ抽選会でくじを引く元ブラジル代表FWロナウジーニョ(AP)
Photo By AP

 ブラジル1部シャペコエンセのサポーターから、元ブラジル代表FWロナウジーニョ(36)に対する待望論が浮上した。ブラジル紙グロボ(電子版)は1日、「ロナウジーニョが来年シャペコエンセでプレーするよう、ファンがSNSキャンペーンを展開している」と伝えた。

 02年W杯優勝メンバーでブラジル代表で10番を背負ったロナウジーニョは、バルセロナ、ACミランなどで活躍。フルミネンセ(ブラジル)を昨年9月に退団した後は無所属となっており、ファンは「#ronaldinhonachape」というハッシュタグをつくりSNS上でキャンペーンを展開。ロナウジーニョのインスタグラム、フェイスブック、ツイッターなどに「来年シャペコエンセでプレーしてください」「クラブを助けて」など、数千件のメッセージが届いているという。

 またアルゼンチンのニュースサイトでは、元アルゼンチン代表MFで昨年1月に引退したファン・ロマン・リケルメ氏(38)が現役復帰して半年間シャペコエンセでプレーする可能性が伝えられている。もし両者の加入が実現すれば、ブラジルとアルゼンチンの元10番が共演し、クラブ再建に力を貸すことになる。

 コロンビア中部メデジン近郊で28日、チャーター機が墜落した事故で、シャペコエンセのカイオ・ジュニオール監督(元J1神戸)のほか、遠征メンバー22人のうち19人が亡くなった。救助された選手3人(GKフォルマン、DFアラン・ルシェウ、DFネト)は重傷で、病院で治療を受けている。事故直後にコリンチャンス、フルミネンセ、サントスなど、ブラジル1部のライバルクラブから来年、所属選手を無償で期限付き移籍させるという支援策を発表している。

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2016年12月1日のニュース