×

ハリル日本 岡崎だ香川だ7発大勝 本田出番なしもブルガリア撃破

[ 2016年6月3日 21:32 ]

<日本・ブルガリア>前半27分、得点を決めた香川(右)がアシストの長友と抱き合って喜ぶ

キリン杯準決勝 日本7―2ブルガリア

(6月3日 豊田ス)
 サッカーの「キリンカップ2016」は3日、愛知・豊田スタジアムで準決勝の2試合が行われ、FIFAランキング53位の日本代表は同69位のブルガリア代表と対戦した。左膝裏を痛めているFW本田圭佑(29=ACミラン)がベンチスタートとなる中、前半4分にFW岡崎慎司(30=レスター)が先制点、MF香川真司(27=ドルトムント)の2得点の活躍などで、前半だけで4得点を挙げ、7―2と大勝した。

 ゴールラッシュの幕開けは前半4分だった。日本は右サイドからMF柏木が左足で浮き球のクロス。これに反応した岡崎がフリーで最終ライン裏に走り込み、頭でゴールに流し込んだ。

 同27分には左サイドバック長友からのクロスに、香川が頭を合わせて2点目。同35分にも、香川がゴール前で反転してDFのマークを外し、左足で自身2点目となるゴールを決めた。

 なおも攻撃の手を緩めない日本は、同38分に右コーナーキックからつないだボールをDF吉田が頭で押し込み4点目。香川が終了間際に負傷交代するアクシデントがあったものの、4―0で前半を折り返した。

 後半8分にも吉田がこの日、右足で自身2点目となるゴール。同12分にも香川に代わって途中出場のMF宇佐見が6点目を決めた。その後、2点を失ったものの、同42分にも途中出場のFW浅野が自ら獲得したPKを決めて代表初ゴール。7―2と大勝した。
 
 決勝進出を決めた日本は7日に大阪・吹田サッカースタジアムでFIFAランキング20位のボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2016年6月3日のニュース