なでしこ　セオリーからの脱却　形にはまらない攻撃目指す

米国遠征に出発する高倉麻子監督らなでしこジャパン

米国遠征・国際親善試合

　なでしこジャパンは攻撃面で従来のセオリーからの脱却を図る。「あまり形にはめるつもりはない」と高倉監督。練習では１トップを主戦場としてきたＦＷ大儀見を２列目の左でも試すなど、従来と異なる位置で起用するプランも浮上した。布陣も４―４―２と４―２―３―１の２パターンを練習した。「選手個々のいいものをグラウンドで表現できるようにしていきたい」と柔軟に適性を見極めていく構えだ。