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高倉新監督「勝てたかな」ミス悔やむも…攻めの姿勢に手応え

[ 2016年6月3日 12:50 ]

高倉麻子なでしこ新監督
Photo By スポニチ

米国遠征・国際親善試合 日本3―3米国

(6月2日 米コロラド州コマースシティー)
 リオデジャネイロ五輪の金メダル最有力候補の米国を相手に土壇場で追いつくなど、自身の初陣で、勝利への執念をみせた高倉新監督。それでも、岩渕、大儀見の両エースによるゴールで試合を優位に進めながらも白星を逃したことに「ミスがらみでの失点が多かったので、勝てたかなと思う」と満足した様子はなかった。

 2点リードから1点差に詰め寄られ、さらに後半12分に大儀見がイエローカード2枚を受けて退場し数的不利に。しかし「引いて守ることはしないで点を取りに行こうと思った」と攻めの姿勢を貫いた。同点とされ、さらに後半44分には勝ち越しを許したが、終了間際に途中出場のFW横山が結果を出してドローとし「我慢しながらゲームができた」と振り返った。

 短い準備期間ながら「トレーニングや話し合いの意味を理解して、やろうとしてくれていた」と選手の吸収力を評価。2日後に再び世界女王と対戦するが「しっかり調整して今度は勝ちに行きたい」と力を込めていた。

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