×

岡崎、凱旋弾必ず!プレミアV「奇跡」演じた実力見せる

[ 2016年6月3日 05:30 ]

長谷部(右)とボールを奪い合う岡崎

キリン杯準決勝 日本―ブルガリア

(6月3日 豊田ス)
 日本代表は3日、豊田スタジアムでキリン杯でブルガリア代表とで対戦する。FW岡崎慎司(30=レスター)にとっては、今回がプレミアリーグを制覇してから初の“凱旋試合”。日本代表としては14年W杯ブラジル大会1次リーグ第2戦のギリシャ戦以来となる欧州勢との対戦で、イングランドの世界最強リーグでさらに進化した姿を見せつける。

 進化したストライカーが“天敵”を撃破する。「奇跡」と言われたレスターでの今季プレミアリーグ制覇から初の“凱旋試合”。ブルガリアは日本にとって過去1分け4敗と一度も勝ったことのない相手だが、代表通算50ゴールまであと2点と迫った岡崎は「国内でやる以上、どことやっても負けられない。必ず勝ちたい」と必勝を誓った。

 ハリルジャパンにとっては今回が欧州勢と初の対戦で、日本代表としても攻めあぐねて引き分けに終わった14年W杯ブラジル大会1次リーグ・ギリシャ戦以来となる。ブルガリアもギリシャ同様に守備を固めカウンターを繰り出す戦術が主体。チームとしても個人としても進化が問われる試合となる中、岡崎も「ギリシャみたいな相手に負けてきている。難しい試合になる」と予想した上で「ただ勝ちたい。まだまだ自分たちがやれるところを世界に発信したい」と意気込みを示した。

 レスターでは今季24ゴールを決めたFWバーディーと2トップでプレーした。そのイングランド代表の相棒について「良くも悪くも自分の世界に入っている。だからシュートを外したらヤバいという考えがない。エゴイストと言われてもしようがないけど、ゴールを取るということはそういうこと」とさまざまなことを感じ取ったようで、1トップ起用となる日本代表でも「代表も自分にボールを集めてくれる。逆に決めないといけない責任もある」とエースとしての自覚をのぞかせた。

 1トップには金崎、浅野らライバルが出現しているが「譲る気はない」と岡崎。記録も貪欲に狙う姿勢を見せたストライカーが94年W杯米国大会で4位に入ったこともある強豪相手に、存在感を見せつける。

続きを表示

2016年6月3日のニュース