吉田麻也　古巣ホームで完封誓う「一番好きなスタジアム」

ボールを奪おうとする吉田（中）（左は小林悠）

キリン杯準決勝 日本―ブルガリア

（6月3日 豊田ス）
　豊田スタジアムでの代表戦は３度目となるＤＦ吉田は「一番好きなスタジアムでプレーができるのはうれしい。勝って次につなげたい」と名古屋時代のホームで完封を誓った。前日（１日）の会見でハリルホジッチ監督は３月２９日のＷ杯アジア２次予選シリア戦を引き合いにして「５―０で勝ったが、簡単ではなかった。１０分間で相手は２、３回チャンスをつくった。同じことは繰り返さないように」とカウンター対策での課題を指摘した。

　ブルガリアは３月２６日に親善試合ポルトガル戦を１―０で制した。吉田はサウサンプトンの同僚でポルトガル代表のＤＦフォンテとＤＦソアレスから「（ブルガリアは）引いてカウンターをしてくる」という情報をすでに入手。対策も練っていることを示唆した。今合宿では守備時のブロックのつくり方などを徹底的にトレーニング。シリア以上の実力を持つブルガリアは、課題を解消するにはもってこいの相手だ。