香川　２点に絡む活躍「気分的に楽になった」復調への足掛かり

　サッカーの欧州リーグは１８日、各地でベスト３２による決勝トーナメント１回戦の第１戦が行われ、ドルトムント（ドイツ）の香川真司はホームでのポルト（ポルトガル）戦で攻撃的ＭＦとして終盤までプレーし、２点に絡む活躍で２―０の勝利に貢献した。

　内田篤人が欠場したシャルケ（ドイツ）は敵地でシャフタル・ドネツク（ウクライナ）と０―０で引き分けた。マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）は１―２でミッティラント（デンマーク）に敗れた。第２戦は２４、２５日に行われる。

　香川は「ここ数試合、点に絡めていなかった。ちょっと絡めただけで、気分的に楽になった自分がいた」とホッとした表情を浮かべた。

　特に２点目は香川の判断力が光った。中央で踏ん張って球をキープして右でフリーとなっていたムヒタリャンにパス。最後はロイスがゴールを決めた。後半４２分に交代で退く際にはサポーターから大きな声援を浴びた。「うれしかった」と素直に喜んだ香川にとって、復調への足掛かりとなりそうな一戦だった。（共同）