フットサル日本Ｗ杯切符ならず　捨て身の攻撃裏目「悔しさしかない」

　フットサルのＷ杯コロンビア大会予選を兼ねたアジア選手権は１８日、ウズベキスタンのタシケントで行われ、５位決定予備戦で日本はキルギスに２―６で敗れ４大会連続５度目のＷ杯出場を逃した。１７日の準々決勝ではベトナムに４―４でＰＫ戦の末に敗れた。９月開幕のＷ杯はアジアから今大会の上位５チームが参加。４強入りを逃した日本は最後の１枠を狙っていた。

　捨て身の攻撃が裏目に出た。格下相手に前半セットプレーからまさかの２失点。後半は開始からＧＫも攻撃参加するパワープレーで反撃を試みたが、焦りからかミスが目立ち決定力を欠いた。後半４分にカウンターを受けて失点し０―３。ポルトガルの名門ベンフィカでプレーするエースの逸見が１点を返した後に、立て続けに２点を失って万事休す。主将の星は「整理ができない。悔しさしかない。このピッチに戻れないしＷ杯にも行けない」とショックを隠しきれなかった。