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レアル Cロナ弾!敵地で先勝“アウェーで点取れない”雑音一蹴

[ 2016年2月19日 05:30 ]

<ローマ・Rマドリード>ロナウド(7)のゴールに喜ぶジダン監督(AP)

欧州CL決勝T1回戦第1戦 Rマドリード2―0ローマ

(2月17日)
 17日に欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦2試合が行われ、2季ぶり11度目の優勝を目指すレアル・マドリードは敵地でローマに2―0で先勝した。大会通算、今季ともに得点ランクトップのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(31)が先制ゴールを挙げた。また、ボルフスブルクはアウェーでヘントに3―2で競り勝った。両カードの第2戦は3月8日に行われる。

 31歳になっても衰えないC・ロナウドのスピードと技術が凝縮された先制弾だった。後半12分、DFマルセロのスルーパスを予測して猛ダッシュし、左サイドを突破。左かかとでボールを右足の後ろに通す高速切り返しでマーカーを振り切り、右足で豪快にゴール右へ突き刺した。一直線にベンチへ向かい、ジダン監督と抱擁。欧州CL初采配を白星で飾った指揮官は「クリスティアーノはみんなの期待に応えて、素晴らしいゴールを決めてくれた」と称えた。

 批判には結果で応えた。16日の記者会見で昨年11月以来、敵地での得点がないと問われ「俺がスペインに来てから、俺以上にアウェーで得点した選手を挙げてみろ」と怒りをにじませて退席。バルセロナのメッシらと比較されるような質問にイラ立ちも見せたが、欧州CL最多記録の通算得点を89に伸ばして2位メッシとの差を9に広げた。今季12点目で、2位に5差をつけて4季連続の得点王へ独走。背番号7のゴールが、2季ぶりの欧州制覇の原動力となりそうだ。

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