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各地でなでしこW杯PV 佐々木監督地元では「のりお」コールも

[ 2015年6月29日 06:21 ]

PV観戦で日本のゴールを喜ぶ佐々木監督の同級生、小林正宏さん

 なでしこジャパンがサッカー女子W杯カナダ大会で準決勝進出を決めた28日、早朝からパブリックビューイングで試合を見守ったサポーターらは歓喜の声を上げた。

 MF澤穂希(36)の地元、東京都府中市の新町文化センターには約120人が集まった。澤はベンチスタートだったが、前半から“澤コール”の大合唱。終了間際に登場すると、オレンジと白の応援用の風船を打ち鳴らして喜んだ。

 日本時間午前5時の試合開始は、大会5戦目で最も早い時刻。澤が小学2年生からプレーした「府ロクSC」の後輩、岡野祐暢くん(小4)は「澤さんが頑張っているのを見ると、眠気も吹き飛ぶ。憧れなので、いっぱい点を取ってほしい」と笑顔だった。

 終了間際の決勝弾に喜びもひとしおだ。佐々木則夫監督(57)の地元、山形県尾花沢市では市民ら約60人が総立ちで「のりお」コール。監督の叔父の佐々木清次さん(70)は「最高の試合。優勝という2文字を日本に届けてほしい」と願った。

 MF宮間あや主将(30)が所属する岡山湯郷の地元・岡山県美作市では、約70人のサポーターが集合。岡山市内のチームでプレーする本原立都さん(小5)はなでしこユニホームで声援を送り、「1点が入るまで心配していた」とほっとした表情だった。

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2015年6月29日のニュース