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アギーレ監督「汚点は全くない」も 潔白の客観的な根拠乏しく

[ 2015年2月3日 18:09 ]

 解任されたアギーレ監督は一貫して八百長への関与を否定してきた。昨年12月の釈明記者会見では「プロサッカーに関わって39年で、汚点は全くない。信じてください」と強く否定。辞任の考えがないことも強調した。選手たちには「サッカーに対する裏切りはしていない」と訴えた。

 騒動後は2連覇を狙っていた1月のアジア杯に臨み、準々決勝で敗退するまで情熱的に指導を続けた。

 ただ、疑いを一掃できるような具体的な発言は会見では出なかった。銀行口座への不自然な出入金についても「司法当局にお答えしたい」と繰り返すだけ。「隠すことは何もない」と主張し、さらに「有罪が証明されるまでは無罪だ」と話してきたが、潔白であるとの主張を裏付ける客観的な根拠については乏しかった。

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2015年2月3日のニュース