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本田、前半28分“配置転換”攻守で見せ場 左で15年初勝利導く

[ 2015年2月3日 05:30 ]

<ACミラン・パルマ>競り合う本田(左)

セリエA第21節 ACミラン3―1パルマ

(2月1日)
 ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)がチームに15年のリーグ戦初勝利をもたらした。1日のパルマ戦は右MFで先発し、前半28分には左MFにポジション変更。無得点ながら安定したパフォーマンスでチームのバランスを保ち、3―1の勝利に貢献した。

 「(アジア杯から)帰ってきてからのチームの雰囲気は、行く前と違いました。そういう緊張感があった中での勝利。監督はホッとしているんじゃないかと思います」

 従来の4―3―3システムから4―4―2に変更。中盤に下がったことで守備面の負担が大きくなったが後半17、18分には相手ボールをカットしてピンチを防いだ。同29分には左サイドの深い位置から正確な縦パスを出し、カウンターの起点に。2日の地元紙は、ガゼッタ・デロ・スポルトが6点、コリエレ・デロ・スポルトが5・5点と低い評価だったが、昨年12月14日のナポリ戦以来リーグ6試合ぶりの白星となったインザーギ監督は「良いプレーをしてくれた」と賛辞を贈った。

 次戦は首位ユベントスが相手。本田は「役割をこなして得点にも絡み、一つでも多くの勝利に貢献したい」と決定的な仕事にも強い意欲を示した。

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2015年2月3日のニュース