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C大阪 再起図る蛍 右膝状態良好 いきなりフルメニュー

[ 2015年2月3日 05:30 ]

和歌山キャンプで精力的にメニューをこなす山口

 J2のC大阪は2日、和歌山県串本町で1次合宿をスタートさせ、右膝手術からの再起を図るMF山口蛍(24)がいきなりフルメニューをこなした。ゲーム形式の7対7といった戦術的なメニューも加わり、練習は初日から2時間超え。精力的に汗を流した背番号6は「みんながひとつの目標に向かってやっている。(目標は)みんなと一緒」と抱負を語った。

 昨季はW杯ブラジル大会に出場しながらも、右膝半月板手術により後半戦のほとんどを棒に振った。完全に回復したわけではなく「まだチームに戻ってきたばっかり。(まずは)ケガしないこと」と山口。オフには欧州移籍も視野に入れていたが、オファーが届かないまま移籍期限の2月2日が過ぎ、C大阪に残留することが決まった。

 合宿にはGPS機能を搭載した装置を導入し、選手の走行距離、心拍数、スピードなどを計測。コンディション管理を今まで以上に徹底しており、今季から指揮を執るアウトゥオリ監督は「今シーズンは間違いなく厳しい戦いになるが、ここで基盤を築きたい」と意欲を見せる。負傷明けの山口だけでなく、全選手がJ1復帰へのベースを本州最南端の地で作り上げる。

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2015年2月3日のニュース