×

協会にも激震…大仁会長、自身含め「責任者に対する処分検討」

[ 2015年2月3日 18:51 ]

会見の最後に頭を下げる(左から)三好豊法務委員長、大仁邦弥会長

 日本サッカー協会(JFA)の大仁邦弥会長(70)が3日、東京都文京区のJFAハウスで緊急会見を開き、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)との契約を解除することを発表した。

 契約解除を決断した理由は、八百長疑惑に関する告発がバレンシア予審裁判所によって受理されたことを確認し、「日本代表への影響」を懸念したためと説明。「JFAとしてはアギーレ監督が八百長へ関与したという事実を確認しておらず、八百長に関与したという事実をもって契約解除の理由とするものではない」と強調した。

 とはいえ、日本代表監督が半年たらずで交代となり、18年ロシアW杯に向けた強化方針は振り出しに戻るだけに今後、協会に対する“責任論”が噴出することは必至。

 会見で大仁会長は「今回の件で選手はもとより、ファン、サポーターの皆様をはじめ、スポンサー、関係者等、多くの方にご心配をお掛けしました。それに関しまして心よりお詫び申し上げる次第です」と陳謝。「私を含む役員や関わった責任者に対する処分を検討し今後理事会に諮りたいと考えています」と話した。

続きを表示

2015年2月3日のニュース