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どうなるアギーレ後任 大仁会長「3月の試合に間に合わせたいが…」

[ 2015年2月3日 17:35 ]

アギーレ監督との契約解除を報告する大仁邦弥会長 

 日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)が3日、東京都文京区のJFAハウスで緊急会見を開き、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)との契約を解除することを発表した。

 同監督はスペイン国内リーグで八百長に関与したとして同国検察当局に告発され、2日夜に告発が受理された。大仁会長は「指導者としての手腕を高く評価していたので受理されないことを願っていた」としながらも、告発受理を受けて、「一番考えないといけないのは日本代表への影響」と強調。「我々の最大のミッション、使命はW杯出場」とし、「これから捜査が始まり、その後に起訴され、裁判が始まる可能性がある。我々としては、こういう影響がW杯予選にできるだけ出ないように、そういうリスクを排除する必要があると考えた」と今年6月に始まるW杯予選への影響を考慮したものであると説明した。

 アギーレ監督にはこの日午後2時に会長から契約解除を伝え、指揮官は「やむを得ない」と同意したという。

 同会長は後任監督について「3月の試合(27日、国際親善試合・チュニジア戦)に間に合わせたいが、それに合わせてこの辺に、ということはしない。技術委員会が全力を挙げて新しい体制をつくるために取り組んでいくことになる」と話した。

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