本田、先制ＰＫゲットで貢献！ＡＣミラン６試合ぶり勝利

ウディネーゼ戦でＤＦドミッツィと競り合うＡＣミランの本田（ＡＰ）

　ＡＣミランの日本代表ＦＷ本田圭佑（２８）は３０日、ホームで行われたセリエＡ第１３節のウディネーゼ戦に先発出場し、後半に先制となるＰＫを獲得して２―０の勝利に貢献した。ＡＣミランは６試合ぶりの白星で勝ち点を２１とした。

　２３日のミラノ・ダービーでは後半途中からの出場となった本田は、この日は２試合ぶりに先発出場。３トップの右に入り、序盤からメネズに絶妙のスルーパスを出すなど、積極的に攻撃に絡んだ。３８分には本田のポストプレーからメネズがシュートを放ったが、ＧＫに防がれ得点はならず。前半終了間際には左クロスから本田が左足でゴールを狙ったがこれもＧＫに抑えられ、０―０で折り返した。

　本田は後半１７分、ペナルティーエリア内で左クロスのこぼれ球に反応したが、ＤＦドミッツィに後ろから倒されてＰＫを獲得。これをメネズがきっちり決めて、ＡＣミランが先制点を挙げた。ドミッツィが一発退場となってＡＣミランが数的優位を得たが、同２６分にはエッシェンが２回目の警告で退場となり、１０対１０の戦いに。それでも４分後にはメネズが左サイドからドリブルでエリア内に切り込んで右足で追加点を決め、２―０とリードを広げた。本田は同３７分にＭＦポーリと交代してピッチを退き、今季７得点目はお預け。チームはそのまま２―０で逃げ切り、１０月１９日のベローナ戦以来となる勝利を飾った。