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遊びの天才少年だった香川 “マンション鬼ごっこ”で培った俊敏性

[ 2014年6月4日 10:12 ]

<日本・コスタリカ>後半35分、香川は勝ち越しゴールを決め、雄叫びを上げて喜ぶ
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国際親善試合 日本3―1コスタリカ

(6月2日 米国・タンパ)
 周囲と連動して狭いスペースを突破した決勝弾は日本代表MF香川真司の特徴を凝縮した一撃だった。

 持ち味である俊敏性や緩急のある動きは少年時代に遊びの中で培われたものだ。小学5年時の冬から小学校卒業まで所属した神戸NKクラブ時代の恩師・大木宏之氏(現日本スポーツ夢クラブ理事)は「真司はグラウンドだけでなく遊びの中で運動能力を高めていた」と証言する。

 当時は鬼ごっこが大好きで、練習の前後など暇さえあればチームメートを巻き込んで遊んでいたという。特にお気に入りだったのが、大規模マンションを舞台にした“マンション鬼ごっこ”だった。1階から15階まで階段を駆け上がりエレベーターを抜かした伝説もある。大木氏は「遊びの天才」と称しており、W杯本大会でも遊び心の効いたアイデアあふれるプレーが期待される。

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