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内田 猛省してます「食いついちゃった」失点要因に

[ 2014年6月4日 05:30 ]

<日本・コスタリカ>前半31分、ルイスにゴールを決められる日本のGK・川島

国際親善試合 日本3―1コスタリカ

(6月2日 米国・タンパ)
 守備陣がまたしても課題を露呈した。0―0の前半31分、日本代表のDF内田篤人が右サイドを突破され、森重がサイドにズレてカバーに入ったがクロスを許した。

 ペナルティーエリア内で2対2の状況となり、中に絞っているはずの今野もカバーが遅れ、相手に先に飛び込まれ失点した。内田が対じしたのはマインツのディアス。特長を知っている選手に対し「1~2メートル食いついちゃった」と不用意に飛び込んだことが突破された要因だったと振り返った。

 内田は「修正できる部分」と強調したが、W杯では一つのミスが致命傷となりかねない。左膝負傷後、初のフル出場を果たした吉田も「4年かけて準備しても、その1プレーで全てが変わるかもしれない」とした上で「ピンチの場面は4つしかなかったとはいえ、もっと減らさないといけない。ビルドアップはボールを奪われないのが鉄則」と厳しい表情。森重も失点場面を「しっかり付かないといけなかった」と簡単にクロスを上げさせたことを反省した。

 今回のコスタリカ戦を含めて最近の親善試合では、ウルグアイ、ベルギーとW杯出場国に先制点を奪われている。ザッケローニ監督は、それぞれ違う状況という意味の「全ての芝は同じじゃない」というイタリアの格言を用いて大きな問題点ではないことを強調したが、本番までには修正が求められることになる。

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