長崎　昨季まで千葉に在籍したＦＷ深井を獲得　年末の大けがから復帰

　Ｊ２長崎は２９日、昨季までＪ２千葉に在籍していたＦＷ深井正樹（３３）が６月１日から加入すると発表した。

　深井は身長１メートル６１と小柄ながらＦＷや攻撃的ＭＦなど複数のポジションをこなし、Ｊ１の鹿島、新潟、名古屋などで活躍。０８年から当時Ｊ１だった千葉に加入し、駒大時代にコンビを組んだ元日本代表ＦＷ巻誠一郎（３３＝現Ｊ２熊本）との抜群のコンビネーションで活躍した。通算成績はＪ１が１５８試合２５得点、Ｊ２が１１８試合１９得点。昨季は１３試合０得点だった。

　昨季終了後、契約満了に伴い、千葉を退団。移籍先を探していた年末に大きな怪我に見舞われ、その後は現役続行を目指してリハビリとトレーニングを行う一方、千葉では５月３日に行われた「フクアリ満員大作戦！」のＰＲ部長としても活躍していた。

　深井は千葉を通じ、「皆様、僕の怪我の事でご心配おかけしましたが、この度、サッカー選手として復帰できるまで回復しました。アジアを含め、復帰場所、時期を模索していましたが、Ｖ・ファーレン長崎からオファーを頂き、行くことを決めました。ジェフの関係者の皆様、ファン、サポーターの皆様、本当にありがとうございました。年末に怪我をしてしまい、暗く長いトンネルを歩くと思っていたときも沢山の温かい言葉に勇気をもらいました。ＰＲ部長など、なかなか経験できない仕事をさせて頂いて、みなさんと一緒に盛り上がれたことが本当に楽しかったし感謝の気持ちで一杯です！これからはライバルになりますが、元気いっぱい走り回る姿を、皆様に見せて行きたいと思います」とコメントしている。