Ｇ大阪　仙台に０―１完敗…自力での決勝Ｔ進出ならず

仙台に敗れ肩を落とす宇佐美（中央）らＧ大阪イレブン

ナビスコ杯予選リーグＡ組 Ｇ大阪０―１仙台

（5月28日 ユアスタ）
　自力での決勝トーナメント進出決定を逃した。Ｇ大阪が引き分け以上で自力突破が決まる仙台戦に完敗。シュート数も６―１６と圧倒され、長谷川監督は「良いところがなかった」とうなだれた。

　シュート４本を放つも無得点に終わったＦＷ宇佐美は「もう１つ勝つという強い気持ちが足りなかった。自分も１本、決められるチャンスがあった」と反省。ゲーム主将を務めたＭＦ倉田も「前回と似たような内容になったのが悔しい」と、シュート１本に封じられた３月のリーグ戦の屈辱を晴らせず唇をかんだ。

　中断前ラストゲームを白星で飾れなかったが、８強進出の可能性は十分にある。次節で神戸が５点差以上、かつ清水が２点差以上で勝たない限り進出が決まる。倉田は「タイトルを取りたい。中断期間でやり直して、強いガンバにしていきたい」と反攻を誓って前を向いた。