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苦しいシーズン終えた本田「忍耐力が大事」 W杯で「サプライズを」

[ 2014年5月19日 10:27 ]

サッスオロ戦終了後、調整するACミランの本田

 今季最終戦で出番がなかった本田圭佑はじっくりと考えながら、苦しかったACミランでのシーズンを振り返った。

 ――初挑戦のイタリアでとまどった。

 「うまくいかないところばかり。それが分かったことが、うまくいったことかな。プレーに関してもピッチ外でも自分が思い描いていたようにいかなかった」

 ――克服するには。

 「できることは少なからずある。自分がこのチームを変えることは不可能と思ってしまえば、そこで終わり。(入団後の)4カ月半というのは非常に短い。もう少し時間が必要。今は僕と同じ絵(得点へのイメージ)を見ようと思っている選手がいない」

 ――学んだことは。

 「忍耐力が大事とあらためて感じた。口だけでなく実践している」

 ――得意のトップ下でプレーできないジレンマ。

 「それは常にあった。でも右でやらされているのは何か意味があると思ってやってきた」

 ――いよいよワールドカップ(W杯)。

 「右サイドで前向きにやった4カ月半はW杯に生きるはず。うまくできなかった悔しさも生きてくる。全てを生かすつもり。僕らには野望がある。サプライズを起こしたい」(共同)

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2014年5月19日のニュース