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バルサ6季ぶり無冠…マルティノ監督が辞任表明「申し訳ない」

[ 2014年5月19日 05:30 ]

Aマドリード戦で無得点に終わったバルセロナのFWメッシ(右)

リーガ・エスパニョーラ最終節 バルセロナ1―1Aマドリード

(5月17日)
 終了の笛で逆転優勝の夢が破れ、バルセロナは07~08年シーズン以来6季ぶりの主要タイトル無冠が確定した。

 前半33分、わずかな隙間を打ち抜くFWサンチェスのスーパーゴールで先制。しかし、その後はアトレチコの堅守の前に決定機をつくれなかった。現役最高額の年俸2000万ユーロ(約27億8000万円)で契約更新に合意したFWメッシが後半20分にシュートを決めたが、オフサイドの判定。同17分に投入されたFWネイマールも見せ場をつくれなかった。MFイニエスタは「CKからの失点は全員の問題。アトレチコが王者にふさわしい」と相手を称えるしかなかった。

 故ビラノバ前監督から昨年7月にチームを引き継いだマルティノ監督は試合後、「目標を達成できずファンに申し訳なく思う」と今季限りでの辞任を表明。GKバルデスとDFプジョルの退団も決まっており、サッカー界をリードしてきたバルサの時代は終わった。後任はクラブOBでセルタ監督を退任したルイス・エンリケ氏が有力。DFマスケラーノは「勝つチームを再びつくるには変化が必要だ」と訴えた。

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2014年5月19日のニュース