浦和は１差で首位鳥栖追走　１得点１アシストの柏木「勢いにつながる」

＜大宮・浦和＞後半２３分、浦和・柏木（左）がゴールを決め、原口に祝福される

Ｊ１第１３節 浦和２―０大宮

（5月10日 ＮＡＣＫ）
　浦和は４年ぶりとなる敵地でのさいたまダービー勝利を飾った。

　前半２９分にＦＷ興梠慎三（２７）が６試合ぶりのゴールを決めて先制すると、後半２３分にはＭＦ柏木陽介（２６）が今季初ゴール。首位・鳥栖を勝ち点１差で追うペトロヴィッチ監督（５６）は「ダービーで難しい試合だったが、アグレッシブに戦えた。勝とうという強い気持ちが結果に結びついた」と快勝を振り返った。

　「決定機を決められたことは自信になる」と興梠。興梠のゴールをアシストしたシーンを「いいターンが出来てパスが狙いやすかった」と振り返った柏木は自身の今季初ゴールに関しては「本当に決めたかった。勝利につながるゴールが決められて良かった。ダービーで勝てたことはチームの勢いにつながると思う」と語気を強めた。