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俊輔 体調不良で今季初のベンチスタートも鳥栖に一矢報いるゴール

[ 2014年5月10日 16:53 ]

<横浜・鳥栖>後半、直接FKで果敢にゴールを狙う横浜・中村

J1第13節 横浜1―2鳥栖

(5月10日 日産ス)
 横浜は前半16分までに2点のビハインドを背負い、鳥栖にホームで初めて敗れた。

 大黒柱の元日本代表MF中村俊輔(35)が体調不良のため今季初めてベンチスタート。その中村が後半から途中出場し、同45分に左足で見事なドライブシュートで今季初ゴールを決めて1点差に迫ったが、及ばず。12日にワールドカップ(W杯)ブラジル大会のメンバー発表を控えるMF斎藤学(24)も中村とのコンビネーションから得意のドリブルでペナルティーエリアに進入してシュートを放つ場面もあったが、得点は決められず、試合後は思わず頭を抱える仕草も見せた。

 樋口靖洋監督(53)は「早い時間帯の失点で、鳥栖のスタイルが出る試合になってしまったかなという印象。試合の入り自体が、特にセカンドボールのところで受けに回ってしまった」と振り返り、中村の投入に関しても「前半はボールを受けることにチーム全体が勇気がなかった。俊輔が入ることで全体的に相手陣内でボールを動かすことができたが、正直、俊輔もいい時の7割の印象。90分やるのはまだ厳しい」と険しい表情だった。

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2014年5月10日のニュース