川崎Ｆ戦士、最後の猛アピール　大久保２発「待つだけ」憲剛２アシスト

＜川崎Ｆ・鹿島＞後半１２分、ゴールを決めた小林（右）と抱き合う大久保（左）
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Ｊ１第１３節 川崎Ｆ４―１鹿島

（5月10日 等々力）
　川崎Ｆは１２日にワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会メンバー発表を控える日本代表候補選手たちの大活躍で鹿島に４―１と快勝した。

　ＦＷ小林悠（２６）が前半３分と後半１２分に２ゴールを決め、ＦＷ大久保嘉人（３１）は後半３８分、同４４分に２ゴール。大黒柱のＭＦ中村憲剛（３３）は２アシストと結果を出した。

　メンバー発表前最後の試合で日本代表・ザッケローニ監督（６１）へ最後の猛アピールとなった３人だが、中村が「それはザックさんの判断なんで。とにかく僕はフロンターレの勝利のために毎試合毎試合全力を尽くしている。そこを評価していただければ…」と言えば、大久保も「得点をすることはいいアピールになったと思いますけど、僕たちは何もできないので。後は待つだけです」。

　チームはこれで４戦負けなし。小林は「１位ともそんなに勝ち点差がないので、この調子で頑張っていきたい」と力強く言い切った。