×

豪州オジェック監督 勝ち点3へ“思い出”封印

[ 2013年6月4日 06:00 ]

日本戦を前に記者会見するオーストラリアのオジェック監督

W杯アジア最終予選B組 日本―オーストラリア

(6月4日 埼玉)
 オーストラリアのオジェック監督が、過去を封印して勝負に徹する。かつて指揮を執った浦和の本拠・埼玉スタジアムに帰ってきた。しかし「懐かしい感情は置いておく」と言い切った。現在は日本、ヨルダンに続きB組3位。自動的にW杯出場が決まる2位に入るためには、勝利が必要な状況だけに「過去ではなく今だけに集中したい」と臨戦態勢に入った。

 会見ではチームの特長について「バランスの取れたテクニカルなフットボール」と説明。これに対して報道陣から「技術ではなくロングボールに気をつけろと日本では報じられているが?」と問われると、「それは翻訳の間違いじゃないのか」と、ジョークで返す余裕も見せた。日本にとってケネディらの高さが脅威であることは明白。フィジカルを存分に生かしたパワープレーも駆使し、勝ち点3を奪いにいくつもりだ。

続きを表示

2013年6月4日のニュース