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日本代表 本田がW杯決めた!世界最速5大会5度目

[ 2013年6月4日 21:27 ]

日本―オーストラリア 試合終了間際に同点のPK決め喜ぶ本田

W杯アジア最終予選B組 日本1―1オーストラリア

(6月4日 埼玉)
 サッカー日本代表は4日、埼玉スタジアムでのW杯アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦。先制を許したものの後半ロスタイムにMF本田がPKを決め、1―1で引き分けて、世界最速で5大会連続5度目の本大会出場を決めた。

 キックオフ直後からFWカーヒルにロングボールを集めてきた相手に対し、日本代表はMF本田を中心にボールをつないでチャンスをうかがう。

 前半6分、日本代表はゴール左でFKを得る。MF遠藤が右足で直接ゴールを狙うも惜しくもゴール左に外れた。

 同13分、日本は大きなチャンスを迎える。右CKからニアサイドのDF吉田がフリーでヘッドで合わせるも、ジャストミートせずゴールマウスを割れなかった。

 同16分にはMF遠藤が左足でミドルシュートもクロスバーを越えた。

 なおも攻め続ける日本代表は同17分、ゴール正面から攻め、MF香川が倒れ込みながら右足でシュートを放つも、相手GKに右手で阻止されゴールはならなかった。

 守備では同24分、日本の右サイドからのFKにゴール前でFWカーヒルがダイレクトで左足を合わせるも、DF今野がしっかり体を寄せ、ゴールマウスを捉えさせなかった。ロングボールをFWカーヒルに集めるオーストラリア代表の攻撃を粘り強くはね返した。
 
 同34分、意表を突かれスルーパスに反応したMFクルーズに最終ラインの裏に飛び出されたが、1対1でGK川島が左手で冷静にシュートを阻止した。

 日本代表は同44分にMF岡崎がゴール右から左足でシュートもGKの正面。結局、0―0で前半を折り返した。

 日本代表は後半9分、左サイドのMF香川からの折り返しを、ファーサイドのMF本田が左足でゴールを狙うもゴールマウスを捉えられない。同11分には今度はMF香川がシュートを放つもGKに阻止される。

 同14分には左サイドに開いたMF香川が右足でクロス気味にゴールを狙うもクロスバーに嫌われた。

 同18分にもMF本田がゴール右から直接FKを放つもクロスバーの上だった。

 同20分すぎからはお互いに無理をせず、こう着状態が続く。

 同34分、FW前田に代えDF栗原を投入。高さを誇るオーストラリア代表のパワープレーを警戒してDF栗原をセンターバックに、今野は左サイドバックに回った。

 同36分、日本代表が先制を許してしまう。MFオアーに日本の右サイドを破られクロス気味のボールがそのままゴールに飛び込んだ。

 何とか追いつきたい日本代表はDF内田に代えFWハーフナーを投入。

 後半ロスタイム、日本代表が同点に追いつく。同44分、右CKからショートコーナーでボールを受けたMF本田がクロス。これがDFマケイの左手に当たりハンドでPKを得ると、MF本田が自らゴール中央に豪快に左足で蹴り込んだ。

 何とか同点に持ち込んだ日本代表。そのまま試合終了を迎え、苦しみながらもW杯出場を決めた。

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