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伝統の「清商」残して!卒業生ら市議会に署名提出

[ 2012年2月29日 18:14 ]

 高校サッカーの強豪として知られ、統合再編により2013年から校名が変わる予定の静岡市立清水商高の卒業生らが29日、校名存続を求めて全国から集まった4万5181人分の署名を同市議会に提出した。

 校名変更に反対する卒業生らが19日、日本プロサッカー選手会会長の藤田俊哉を代表に「清庵地区新構想高校の学校名を考える会」を結成。約1週間で署名を集めた。J1磐田の川口能活らも賛同者に名を連ねている。

 署名を持って市役所を訪れたOBの江尻篤彦氏(44)は「清商ブランドは全国に通じる財産。このまま終わらせてはいけないと思った」と話した。

 清水商高は13年4月1日に県立高との統合が決まっており、静岡市は統合後の校名を「清水桜が丘高」とする案を議会に提出している。

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2012年2月29日のニュース