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帰ってきた猛スライディング 米本「またケガしたらその時考える」

2度の負傷を乗り越え、完全復活を目指すFC東京のMF米本

J1注目の男 FC東京MF米本拓司
 FC東京のピッチに相手を丸ごと吹っ飛ばしかねない強烈なスライディングが帰ってきた。昨年4月のJ2千葉戦で2度目の左膝じん帯損傷、その後の手術を乗り越え、MF米本拓司(21)がカムバックした。代名詞の猛スライディングには負傷の影響はみじんも感じさせない。

 「これをなくしたら自分の“売り”がなくなっちゃう。またケガしたら、その時に考えればいい」。涼しげな顔で頼もしいことを口にする。10カ月にも及んだ長いリハビリ生活を経た男の強さが垣間見える。

 2度の手術を経て両太腿からじん帯を移植したため、通常は両足で6本あるじん帯が4本に減った。同じ運動量でも以前に比べると疲労度が濃いと言う。だが「(医師から)80%までは元に戻すことができると聞いてる」。米本はその言葉を信じ、黙々とピッチを走っている。

 万全ならロンドン五輪を目指すU―23日本代表の主軸候補だ。新人だった09年には当時、ボランチだった日本代表の今野(現G大阪)をDFに追いやり、定位置を奪取。10年1月にはA代表にも選出された逸材だ。2度目の負傷を負った昨年、入院先の病院に関塚ジャパンのスタッフが総出で見舞ったというエピソードも米本に対する期待の大きさを示している。

 屈辱のJ2降格から1年。チームは洗練された攻撃サッカーの担い手、ポポヴィッチ新監督を迎え、一気に優勝戦線を見据える。米本が「攻撃的な守備、ボールを奪った後の速い縦パスという展開は僕に合っている」と言えば、立石強化部長は「米本と平山の復帰がある意味で最大の補強」と言ってはばからない。首都クラブ復活の命運は背番号7が握っている。

 ◇米本 拓司(よねもと・たくじ)1990年(平2)12月3日、兵庫県伊丹市生まれの21歳。伊丹高から09年にFC東京入り。1年目からレギュラーに定着し、ナビスコ杯ではニューヒーロー賞とMVPをダブル受賞。10年1月のイエメン戦でA代表デビュー。10年2月と11年4月に左膝じん帯損傷の重傷を負った。1メートル77、70キロ。

[ 2012年2月29日 17:07 ]

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