一皮むけた！？宮市　２戦連発宣言

ビレム２戦の後半、競り合うフェイエノールトの宮市（右）

　フェイエノールトのＦＷ宮市亮（１８）は１７日、ホーム・ビレム２戦に３トップの左でフル出場した。

　１―１の前半２９分、欧州主要リーグ日本人最年少弾となった２月１２日のヘラクレス戦以来８戦ぶりの得点を決めると、後半３６分に２点目をゲット。オランダでの１試合２得点は小野（フェイエノールト）、平山（ヘラクレス）、本田（ＶＶＶフェンロ）に次いで日本人４人目となった。前半２６分と後半１０分にはアシストもマーク。２得点２アシストでチームを６―１の勝利へ導いた。

　初得点以来相手のマークが厳しくなり「自分でも抑えられてるなっていう感覚はあった」と振り返る１８歳は「一皮むけないといけないところだったので」と安どの表情を浮かべた。ロンドン五輪を目指すＵ―２２日本代表入りが有力視され、Ａ代表のザッケローニ監督も注目する逸材。今季は残り３試合。次節の強豪ＰＳＶ戦へ向けて「楽しみな試合。ゴール、勝利を目指して頑張りたい」と２戦連発を狙うことを宣言した。