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南米選手権に大学生呼ぶ!流通経大の比嘉、山村ら浮上

[ 2011年4月19日 06:00 ]

<練習試合 浦和・流経大>ドリブルで左サイドを駆け上がる流経大DF比嘉

 混迷を深める南米選手権(7月、アルゼンチン)への選手派遣問題で、日本サッカー協会が大学生を代表候補としてリストアップしたことが18日、明らかになった。

 大会への出場そのものをめぐっても二転、三転した南米選手権だが、東日本大震災の影響で延期となったJリーグの5試合が7月に組み込まれたことからJクラブは選手派遣に消極的。欧州ではFW岡崎が所属するシュツットガルト、DF内田がプレーするシャルケなど各クラブが続々と派遣拒否の姿勢を打ち出している。そのため、日本協会がクラブの拘束を受けない大学生ならば…と思いついた苦肉の策で、関係者によると流通経大のU―22日本代表MF山村和也、同DF比嘉祐介(ともに4年)に水面下で打診済みだという。

 同大学の中野監督は両選手への打診があったかについては言葉を濁したが「もしそういうチャンスがあれば招集を拒否する理由はありません」。右足首捻挫のため浦和との練習試合を欠場した山村も「行けるなら行きたいです」と前向きに話したが、今後のなりゆきが注目される。

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