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オシム前代表監督 協会アドバイザー退任

[ 2008年12月11日 18:51 ]

日本サッカー協会のアドバイザー退任が決まり、犬飼会長(右)と握手を交わすオシム前日本代表監督

 日本サッカー協会は11日、東京都内で理事会を開き、前日本代表監督のイビチャ・オシム氏(67)が、協会アドバイザーを今月末の契約満了に伴い、協会アドバイザーを退任することを承認した。昨年11月に脳梗塞で倒れた同氏の体調面を考慮し、協会側が契約を更新しなかった。

 アドバイザーとして指導者養成などの助言をしてきたオシム氏は理事会で退任のあいさつをし、出席者にケーキをプレゼント。「私の国(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の習慣。ケーキ一つで非常に良い関係ができあがるなら、こんなに安いものはない」と笑わせた。
 指導者としての現場復帰の可能性について、同氏は「医者は現場の仕事はまだ無理と言っている」と説明。日本のワールドカップ(W杯)出場は「大丈夫でしょう」と語った。

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2008年12月11日のニュース