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札幌、経費削減でレンタル全選手が退団

[ 2008年12月11日 07:54 ]

 札幌は10日、期限付き移籍で獲得したGK高木貴弘(26=大宮)、DF坪内秀介(25=神戸)、MFディビッドソン純マーカス(25=新潟)、DF平岡康裕(22=清水)の4選手と契約更改交渉を行い、全選手に移籍期間の延長をしないことを通達した。J2に降格する来季は緊縮財政を打ち出しており、トップチーム人件費も今季より約3億円減の4億6000万円前後となる。このため、レンタル選手は所属クラブに戻す決断を余儀なくされた。

 昨季は守護神としてリーグ最少の45失点に抑えJ1昇格に貢献した高木は「来年はこのチームで悔しさを晴らしたかったので寂しいです」。また坪内は「お金の問題で厳しいと言われた。少しでも評価してくれるところでやるのが理想」と話した。札幌はこの日までに今季限りで計15選手の退団が決まった。

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2008年12月11日のニュース