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指揮官が俊輔を絶賛「本当に素晴らしかった」

[ 2008年12月11日 10:13 ]

 【セルティック2-0ビリャレアル】前の試合でE組最下位が決定し、3シーズン連続の16強入りを逃したセルティックは1次リーグ最終戦でようやく1勝を挙げた。ストラカン監督は立役者の中村を「90分間本当に素晴らしかった」と絶賛した。

 守備的MFの位置に入った前半は、後方から小刻みにボールをつないで試合をコントロール。機を見ては前線に上がり、攻撃にアクセントを加えた。前半14分の先制点と前半ロスタイムの追加点の場面ではいずれも起点となり、ゲームメークの能力をいかんなく発揮した。後半は本来の右MFでプレー。最後まで輝きを失わなかった。
 2季前の欧州CLデビュー戦では強豪マンチェスター・ユナイテッドから代名詞とも言える直接FKで初ゴールを記録。欧州CLでの戦いを通じて「いろいろな経験ができた。今後もそれを生かしていける」と成長の実感を口にした。
 うわさされる移籍は今季終了後まで延期になったが、最後になるであろう欧州最高峰の戦いを終えた30歳の司令塔は「ワールドカップに出るよ」と、早くも次の目標を口にした。(共同)

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2008年12月11日のニュース