【名人戦】藤井名人、逆転勝ちで開幕連勝 震度3の地震に遭遇も集中力保ち

[ 2024年4月25日 05:00 ]

苦しみながらも2連勝を飾った藤井聡太名人(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第82期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)第2局は24日、千葉県成田市の成田山新勝寺で第2日が指し継がれ、後手の藤井聡太名人(21)=王将含む全8冠=が126手で豊島将之九段(33)を下し、開幕2連勝を飾った。

 中盤から徐々にリードを奪いながらも得意の「藤井曲線」を描けず、終盤は苦しい展開を強いられた藤井だったが、最後の最後で逆襲に成功した。

 20日の叡王戦第2局に続くタイトル戦またぎの初連敗を辛うじて逃れ「ちょっと本局は中盤にミスが出た。今後はそこを改善しなければ」と表情を抑制しながら反省の弁。

 それでも最終盤、震度3の地震に遭遇しながら熟考の姿勢を全く崩さず、集中力を保つ姿からは、8冠の底知れぬ凄みが漂っていた。

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