SKY－HI　ライブツアー中のアクシデント　危機救ったスタッフに見せた「できる限界の誠意」の中身

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　ラッパーで音楽プロデューサーのSKY－HI（36）が1日、体調不良の星野源（42）の代役として「SKY－HIのオールナイトニッポン」のパーソナリティーを務め、ライブツアー中のアクシデントについて語った。

　今年、東京と大阪でアリーナツアーを開催したSKY－HIは、東京公演の2日目でイヤーモニターが壊れるハプニングに見舞われたという。「耳だけが頼りなのに、テンパりました」と振り返りつつ「20年やっているんだから。勘でダンサーのリズムに合わせて歌い続ける。それで成し遂げたんですよ」と経験と熟練の技術で乗り切ったことを明かした。

　しかし、翌週の大阪公演でさらなるアクシデントが発生。「やるぞと思ったら次は帯同スタッフがまさかのイヤモニ（イヤーモニター）を忘れる。全部いっさいがっさい、マイクヘッドまで。どうしようかなですよ、このままだとライブできない」と危機的状況に陥ったという。

　急きょ、休みだった社員に連絡し機材を持ってきてもらったというが、「そのスタッフ、彼女とデートで都内をクルージングする予定が大阪旅行になっちゃって。まだ間に合うと必死で、彼女と2人でイヤモニとマイク取って、新幹線で大阪来て。彼女、何も分からず大阪城ホールまで来て。そんなデートないよね」と苦笑い。

　「結果僕は支障を来すことなく本番やったんですけど、申し訳なさ過ぎて。そのスタッフには大阪のちょっといいホテルをプレゼントしたのが、できる限界の誠意でしたよ」と事の顛末を語った。