なぜ、山崎まさよしのライブは炎上したのか? 伝わらなかった山崎の狙い…

[ 2023年10月24日 05:00 ]

山崎まさよし

 シンガー・ソングライター・山崎まさよし(51)が公演で「きょうは歌いたくない」などと取り留めのないトークを展開したとSNSで拡散され、物議を醸した騒動は、所属事務所が23日に謝罪。チケットの払い戻しに応じると発表し、沈静化に向かいそうだ。

 なぜこうした事態が起きたのか。関係者への取材で、その理由が見えてきた。

 問題となったのは、21日に水戸市民会館で行われた公演。SNSは、会場に足を運んだファンのものとみられる「山崎が“きょうはあまり歌いたくない”と言った」「中身のない話が続いた」などの不満含みの投稿があふれた。途中で帰るファンもいたという。「払い戻ししろ!」と怒るファンと、山崎が口論になったとの書き込みも見られた。普段は20曲以上歌う山崎だが、この日は8曲しか歌わなかったという。

 「歌いたくない」発言の裏には、山崎のある狙いがあった。関係者によると、今回のツアーはバックバンドなしで1人で歌い、トークを多めとする構成。SNSには「山崎が“今日は歌うよりファンと会話を楽しみたい”と話していた」との投稿もあった。水戸に先立ち9日に神奈川県座間市で行われた公演は16曲を歌唱。水戸の倍だが、普段の山崎よりは少なかった。

 だが、今回の趣旨を知らない…または賛同できないファンからは不満の声も出た。水戸市民会館は「トークする山崎さんも楽しめた」と擁護するファン、山崎本人も巻き込んで騒然となった。

 トラブル対応もあり、2時間半の公演は8曲で終了。いずれにしても、全てのファンが満足できる公演にならなかったのは事実だ。山崎が所属するオフィスオーガスタは「予定していた内容と異なる公演となりましたため、ご希望するお客さまにはチケット払い戻しをさせていただきます」とした上で、「みなさまにご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

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