デーブ・スペクター氏　「世界陸上」の“織田裕二ロス”の声に「顔になっている人がいた方がいい」

デーブ・スペクター氏
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　放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が25日、TOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に生出演し、TBS系で放送中の「世界陸上」のキャスターから俳優・織田裕二、フリーアナウンサー中井美穂が卒業したことについて私見を語った。

　織田は13大会、25年にわたり同番組のメーンキャスターを担当。時に熱がこもりすぎて評判を落としたことがあったが、不在の今回は逆に寂しがる声がSNSなどで上がり、「織田ロス」という意見も聞かれる。

　デーブ氏は「世界陸上って、中継することが…しかもゴールデンでやらないじゃないですか？ビッグ感を出したいからやっただけで」と、当時のキャスティングについて解説した。

　　中井も織田とともに番組を卒業。今大会は石井大裕、江藤愛両アナウンサーが総合司会を務めている。デーブ氏は「ある程度タレントが付いてる、付いてないというパッケージが、（付いていないと）寂しいんですよ。局アナでできるんですよ？しかも実況なんかは。でも顔になっている人がいた方がいいんですよ」と自身の見解を語った。

　2人の卒業と局アナ2人の起用について、デーブ氏は「正直、節約の可能性もあるんですけど、あとマンネリとか」とも推測。「でも、外すとリスクが大きいですよ。今回はまさにそうなんですけど」と、放送局側のジレンマも指摘した。