玉川徹氏 大谷の負傷でエンゼルスに“怒”「この球団で本当にいいのだろうか。疑問に思えてくる」

[ 2023年8月25日 10:13 ]

テレビ朝日
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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が25日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。エンゼルスの大谷翔平投手(29)についてコメントした。

 大谷は23日(日本時間24日)、レッズとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼DH」で出場し、初回に両リーグトップの44号2ランを放ったが2回途中で緊急降板。その後の検査で「右肘内側側副じん帯損傷」が判明し、今季残り試合に登板しないことが決定した。今後、完治を目指して18年以来2度目のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)に踏み切る可能性もあり、FAとなる今オフの契約にも影響必至の状況になった。

 玉川氏は「けがが怖いってずっと言っていたのが本当にこういうふうになってしまうと、ちょっと僕自身も複雑な気持ちになってしまう。本当に残念です」と沈痛な面持ちで切り出し、5年前にも右肘じん帯を損傷していることに言及し「これ、初めてじゃないけがですよね、じん帯。1回、じん帯の損傷をやって手術するっていうことが過去にあったとしたら、余計にそこには気をつけるという部分は球団の方にはないんですかね」と疑問を呈した。

 「投手だけをやる人が普通なんだけど、投手だけやっている人でも負荷がかかったら肘を故障することがあって、そういう人が大勢いるわけですよね。大谷さんの場合は投手もして打者もやるわけでしょ。それも同じ日に。ダブルヘッダーでも2試合とも出るってことですよね」と言い、「それが単純にプラスの疲労じゃなくて、倍、3倍の疲労になっていることもスポーツ医学の専門家だったら分かるんじゃないのかなと思うんですけど」と指摘。その上で「それでも休ませないでっていうのは…。大谷さんは責任感強いから“やります、やります”って言うんだろうけど、この球団で本当にいいのだろうか、これかも。疑問に思えてくるんですけどねえ」と厳しい表情で私見を述べた。

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