玉川徹氏 高校球児の髪形に「説得力を持って“これは決まりなんだ”と言えない決まりは…」

[ 2023年8月25日 12:52 ]

テレビ朝日
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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が25日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。高校球児の頭髪について言及した。

 番組では、第105回全国高校野球選手権で1916年以来107年ぶりの日本一に輝いた慶応(神奈川)について取り上げた。

 自由な髪型や選手自身が考えてプレーする「エンジョイベースボール」で頂点に立ったことに絡めて、玉川氏は「高校野球、特に甲子園がプロに行くことの予備戦みたいなね、現実にはそういう側面はあると思いますよ。だけど、やっぱり高校野球は高校生がやる教育の一側面を強調されてますよね。そうであれば、決まりだから守れっていうふうなことじゃなくて、じゃあ、大人がその決まりに対して“何でこれ決まりなんですか?”って、生徒から聞かれた時にちゃんと説明できるのかなと思うんですよ、この丸刈りっていう決まりが」と指摘。「そうなると、説得力を持って“これは決まりなんだ”と言えない決まりは、やっぱりなくなっていくべきなんじゃないかなと僕は思いますけどねえ」と自身の考えを述べた。

 今夏の甲子園では、少なくとも7校が高校球児の定番だった丸刈りではなく、髪を伸ばしていた。準決勝進出4校では慶応、土浦日大の2校が長髪可。インターネットでは「髪の長さで強さは決まらない」など論争が起こった。化粧品メーカーのマンダムの調査によると、高校生の6割超が部活動で髪形の指定や長さの指定など、髪に関する理不尽なルールがあったとアンケートに回答。野球だけでなく全国の部活動では「特殊ルール」が残る現状。高校生らは「髪で自己表現できることが意欲やパフォーマンスの向上につながるか」との問いには、7割が「とてもそう思う」「そう思う」と答えている。

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