笑福亭笑瓶さん死去、所属事務所が報告 通夜は26日、葬儀・告別式は27日に築地本願寺で

[ 2023年2月22日 19:43 ]

笑福亭笑瓶さん
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 落語家でタレントの笑福亭笑瓶(しょうふくてい・しょうへい、本名渡士洋=とし・ひろし)さんが22日、急性大動脈解離のため死去したと所属事務所の太田プロダクションが発表した。66歳。大阪府出身。

 「生前のご厚誼を深謝するとともに謹んでご通知申し上げます」と同社。通夜は26日午後6時、葬儀・告別式は27日午後0時半から、いずれも東京都中央区築地3―15―1、築地本願寺第二伝道会館で執り行われる。喪主は妻・渡士智子(とし・さとこ)さん。

 スポニチ本紙の取材では21日に自宅で倒れ救急搬送。大動脈解離と診断され、治療を受けたが、22日午前に息を引き取った。家族がみまもる中で静かに旅立ったという。

 笑瓶さんは1980年に大阪芸術大を卒業後、笑福亭鶴瓶)のラジオ番組「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」のトークに魅せられ、弟子入り。バラエティー番組「突然ガバチョ!」など、関西で活躍した後、東京に進出。「ものまね王座決定戦」で「魔法使いサリー」のキャラクター、「よし子ちゃん」のものまねを披露して人気に。BS-TBSの情報番組「噂の!東京マガジン」のレギュラーでもお茶の間で親しまれた。ものまねのレパートリーは広く、「ヤッターマン」のボヤッキー、ウィッキーさんなどで明るい笑いを届けた。

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2023年2月22日のニュース