ガーシー議員　懲罰のため「帰国する意思はあります」も…身の保全強調「現状で判断しかねている」

「ガーシー」こと東谷義和氏のインスタグラム（@gaasyy_ch）から

　国会欠席を続けるNHK党のガーシー参院議員が22日、フジテレビ系「Live　News　イット！」（月～金曜後3・45）のリモート取材に答え、この日可決された自身への懲罰についてコメントした。

　この日の本会議で、ガーシー氏に「議場での陳謝」を科す懲罰が与野党の賛成多数で可決した。これを受けてガーシー氏は「俺のことを認めてくれた30万人がいたから選挙に受かったわけやから、組織票の10万票を集めた鈴木宗男が何言うとんねん、ですよ。僕からしたら」と、有権者への感謝と懲罰委員会の鈴木宗男委員長への憤りを口にした。

　陳謝する意思については「イエスです」と答えた。「帰国する意思はあります。今の日本世の中は多数決に勝てないんで、子供みたいに“しませんよ”じゃ、しゃあないんでね。票を入れてくれた人たちがいるんでね。30万人近くの。この人たちに対しての陳謝です。俺に票を入れてくれたのに、かっこ悪いことしてごめんなという気持ちです」とし、「懲罰委員会のやつらに謝ろうとは思ってないです」と強調した。

　とはいえ、帰国については「今の現状で帰るか、帰らへんか、正直判断しかねているんですよ」とも。YouTubeなどで複数の著名人を中傷、脅迫した疑いで、警察から捜査されており、「自分の身の保全が一番大事なので。わざわざ拘束されるために帰るつもりはないし、誰が自分の身に危険が及ぶのに帰るんですか？という話なんです」と、これまでの主張を繰り返した。