NHK大河ドラマ「どうする家康」人物描写に光る古沢良太氏のアイデア

[ 2023年1月5日 05:04 ]

大河ドラマ「どうする家康」に出演する(左から)山田裕貴、大森南朋、松本潤、松重豊(C)NHK
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 松本潤(39)主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)が8日にスタートする。弱小国に生を受けた徳川家康が、ギリギリの選択を重ねながら天下人になるまでの道のりを描く。脚本を務めるのはフジテレビ連続ドラマ「リーガル・ハイ」などで知られる古沢良太氏(49)。制作統括の磯智明氏は「先が楽しめるように仕立てる構成力がさすが。時代劇の雰囲気とエンターテインメントの要素が絶妙なバランス」とその脚本を評価した。

 古沢氏が得意とするのが人物描写で、その味は今作でも十分に発揮される。酒井忠次役の大森南朋(50)、本多忠勝役の山田裕貴(32)、石川数正役の松重豊(59)ら三河衆と呼ばれる家臣団のキャラクターも強烈だ。磯氏は「例えば酒井忠次は調整役として立ち回る真面目なキャラクターだが、宴会好きというチャーミングな一面があったりする。このようなギャップをどう作れるかがキャラクターを作る上で一つポイント。そこに古沢さんのアイデアが光っている」と語った。

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2023年1月5日のニュース