フジ解説委員・風間晋氏 日韓首脳会談開催に「元徴用工問題で日本企業の資産売却のタイムリミットが…」

[ 2022年11月14日 08:54 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が14日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)で、岸田文雄首相が13日、カンボジア・プノンペンで韓国の尹錫悦大統領と会談したことについてコメントした。

 日韓首脳の正式会談は約3年ぶり。最大懸案となっている元徴用工訴訟問題で、外交当局間の協議が加速している現状を踏まえ、早期解決を図る方針で一致した。韓国前政権時代に冷え込んだ両国関係の改善を見据え、首脳間でも意思疎通を継続すると確認。弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対しては、米国を交えた3カ国の安全保障協力と抑止力強化でも合意した。

 風間氏は、日韓首脳会談開催の要因について「元徴用工問題で日本企業の資産売却のタイムリミットが迫っている状況が双方の背中を押している最大の要因」と指摘。「日韓とも期待を持てると判断。何らかの成果を見込めると関心を得て開催に踏み切ったのでは」と推察し、「協議が進んでいることを示さなければいけないが、一気に進めることで国内の批判が集まることは避けたい。日本が“前のめり”な姿勢であると思われないように慎重に進める必要がある」とした。

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2022年11月14日のニュース