加藤綾菜　夫・加藤茶への意識改革に介護先生の一言「加トちゃんをダメにしてるって怒られた」

加藤茶（右）と綾菜夫人
Photo By スポニチ

　「ザ・ドリフターズ」加藤茶（79）の妻でタレントの綾菜（34）が、11日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（後8・57）にゲスト出演し、加藤への接し方の変化について語った。

　番組では、加藤が義実家に里帰りする様子に密着。綾菜は加藤に自分でテレビのリモコンを取りに動かしたり、お茶を用意させるなどする様子が紹介された。

　加藤は「前は全部やってくれてたんだけど、最近は“自分でやんなさい”というのが多い」と打ち明けた。すると綾菜は「理由があるんですよ。ちゃんと」と答え、その理由を説明した。

　加藤は以前に大動脈解離やパーキンソン症候群を発症するなど、健康に不安があった。そんな加藤に、綾菜は「今までは何でもかんでもやってあげてたんですよ。全て。お茶もくむし、“取って来て”って言ったら取ってくるし。“靴下をはこう”と言ったら、はかせとったりしたじゃん？それが幸せだった。やってあげることが」と、献身的に動いていたという。

　しかし、介護や生活習慣病などについて猛勉強し、資格を取得。加藤を支える中で、ある心境の変化があった。「でも、それじゃダメなんだって。介護の先生に言ったら、“それはダメだ。あなたは加トちゃんをダメにしている”って怒られた」。先生からの一言で、考え方を改めたといい、「加トちゃんが自らやる方向に、私が促した方がいいらしくて、それを自立支援って言うんだって」と、加藤に納得させるように話していた。

　未経験のことに挑戦させることが、若さを保つ秘訣になり、加藤は最近、自ら洗濯物をたたんだり、料理を手伝うなど、自ら進んで動くようになったという。