橋下徹氏 詐欺容疑で逮捕の大阪・寝屋川の吉羽市議について「僕ぐらい評判悪かった」

[ 2022年8月5日 15:50 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が5日、TBS系の情報番組「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後3・55)に生出演。新型コロナウイルス禍で業績が悪化した医療機関や福祉施設への公的融資制度を悪用し、受給した施設側から手数料名目で約6000万円をだまし取ったとして、福岡県警に詐欺容疑で逮捕された大阪府寝屋川市議の吉羽美華容疑者(42)について言及した。

 同県警によると、市議らのグループは独立行政法人「福祉医療機構(WAM)」の「新型コロナウイルス対応支援資金」制度を利用するよう十数の施設に持ちかけ、総額十数億円を詐取した疑いがあり、県警が裏付けを進める。

 逮捕容疑は2020年7月から同年12月にかけ、グループを通せばWAMに返済できなくても責任を追及されないとうそを言い、堺市美原区の福祉施設から手数料として融資金の約半分に当たる5940万円を詐取した疑い。

 橋下氏は「本人否認してますので事実関係はこれから明らかになるところなんでしょうけど」と前置きした上で「彼女が政治家をやっている時、僕も大阪で政治やってましたので、彼女は“反橋下”の急先鋒。その当時ね(僕のことが)大嫌いで、まぁいろんな事言われました」と振り返った。

 そして「これは事実関係とは別にいろいろ聞くと、僕ぐらい評判悪かったですね」ときっぱり。評判の悪さについては「人が悪いは彼女の侮辱になっちゃうので、自分の人の悪さと比べて、同じぐらい」と説明した。

 「最近ね、侮辱とか誹謗中傷は色々考えないといけないからダイレクトに言ったらまずいから、自分を基準にしながら」とオブラートに包みつつも「人悪いはちょっとアレなんですけど、政治的にとにかく当選したいから渡り歩きは政治の中ではものすごい評判悪いことです。政党を渡り歩くことは」とし、民主党や新党大地、希望の党に鞍替えして国政選挙に出馬も落選続きだった吉羽市議の選挙手法を批判した。

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2022年8月5日のニュース