中村逸郎氏 ソ連崩壊に重ね「テレビ局のスタッフが真実だけを流そうとなれば一気にプーチン政権崩壊」

[ 2022年3月31日 17:22 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 ロシア政治を専門とする筑波大・中村逸郎教授が31日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモート出演。ロシア軍のウクライナへの攻撃について言及した。

 番組では、ロシア政府系テレビ「第1チャンネル」のニュース番組の生放送中、女性社員マリーナ・オフシャンニコワさんがキャスターの背後で「戦争をやめて」などと書かれた紙を掲げたことを取り上げた。

 中村氏はマリーナさんが「反戦運動を先導する可能性がある。10~15万人が集まれば警察も対応できない」と指摘。「ちょうど、ソ連邦が崩壊した時もどこから始まったかといいますと、メディア、テレビ局で働いている人たちが当時ソ連共産党のプロパガンダになるようなニュースは流さないっていう風に、みんなが動いたんですね。ですから、今回もそういうものが流れて、今後の動きとしてはテレビ局のスタッフたちがもうプロパガンダは辞めようって言う事で真実だけを流そうというような動きになれば、一気にプーチン政権が崩壊する、その流れが始まる」と語った。

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2022年3月31日のニュース